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〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜 |
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菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。 |
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Vol.3【2002年11月号】 のMENUは・・・ | |||||||||
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ワイナリーひとり探検隊! (秋の収穫祭の巻) | |||||||||
山形の山の稜線が白く染まり、約半年に及ぶ北国の冬がやってきました。ここタケダワイナリーから眺める蔵王の姿は冬が格別に美しいのをご存知ですか?私にそれを教えてくれたのはタケダの工場長石川さんです。 去る10月6日第二回タケダワイナリー収穫祭が行われました。葡萄栽培家、販売店、レストラン関係者等招待客は250名を超え大変賑やかでした。私も今回は二人半探検隊(ミルクタンクが必要な三男とサポーターの夫)としてお招きを頂きましたのでその時の模様をお伝えします。午後12時半より社長と専務・岸平典子さんが自社畑とワイナリーを案内して下さいました。普段の見学コースでは入る事が出来ない発酵室やシャトー・タケダの眠る小セラー、さらに奥、キュベ・ヨシコの間までタケダ「ならでは」話を聴きながら皆でゾロゾロ。若いソムリエの方でしょうかデジカメ片手に熱心です。その後午後2時よりワインセミナー。講師は日本最初の女性ソムリエ松本和子さんと岸平典子さん。スペシャルゲストに「田崎真也の秘蔵っ子」ワインコーディネーター・友田晶子さんを迎えシャトー・タケダ(赤)'01年バレルテイスティングをしました。稀に見る上出来葡萄の'01年収穫ワインが樽の違いでどの様にかわるのか、熟成中の樽からサンプリングした3種と樽に入れていないもので試飲。樽に入って1年経っていないのにこんなに違うのかとオドロキ。このワインの10年後を想定し最も美味しくなる様ブレンドするのかと又オドロキ。この企画を百人相手に行う冒険に又々オドロキ3でした。 講師の方々を見ているとワインを職業にするというのは、言葉を職業にする事でもあるのだなと感じました。3時からは「ビッグなミニコンサート」原田禎夫さん、加藤知子さん、店村眞積さんの弦楽三重奏。こちらも大好評。 午後4時過ぎ。天候に恵まれた秋空の下で収穫祭が始まりました。社長の開会のあいさつに続いて今年のワインとスタッフ紹介が岸平専務よりありました。その中で「無登録農薬問題で揺らぐ山形にあってタケダワイナリーにもお客様から問い合わせが殺到した。」そうです。自家農園は勿論、県内委託農家より購入しているデラウェアの安全性は?対応に追われパニックになりかけた時「農家の方々が自主的に「安全性に責任を持つ」念書を作ろうと申し出てくれた。世話人の呼びかけに次々と同意が集まり、取りまとめられて書類が届いた。こういう方達にタケダは支えられているのです。」と感謝を述べていたのが印象的でした。 豚一頭の丸焼き、東京のチーズショップ・フェルミエによる本当に美味しいチーズの試食、豪快な'01年メルロ種100%の225リットル樽明けと楽しさ一杯。唯一の心残りは授乳中の身である為ワインが少ししか飲めなかった事、だなあ。 |
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