〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜
菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。
Vol.26【2008年秋号】 のMENUは・・・
■ 菅井由美子のワイナリーひとり探検隊
  ■ おすすめワイン 秋の夜長をワインで楽しむ。
■ 中野くん的のーみん生活〜其の壱〜



    中野くん的のーみん生活 〜其の壱〜
                      名づけて白菜と豚バラ肉のレンジ蒸し

 秋ですね。収穫の秋。仕込みの秋。てことで、今回はまもなく発売のタケダワイナリーのサンスフル白(微発泡です!)のご紹介です。
 このワインをちょ〜簡単にご説明しますと、山形県産デラウェアで白ワインをかもすだけ。なんですが、酵母くん達がジュースの糖分を食べてアルコールをつくりだすのと同時に炭酸ガスも出すんですね。タンクで発酵させてガスが飛んじゃうとふつうのワインになりますが、発酵の途中で酵母くんごとビン詰めすると逃げ場のない炭酸ガスがワインに溶けて発泡するんです。
 この方法は、実は世界最古のスパークリングワイン製造法で、先祖伝来方式(メトード アンセンストラル)とか田舎方式(メトード リュラル)とか呼ばれています。元祖は南フランスのラングドック地方の山奥のリムーって場所です。ちなみに行ったことはありません。他の製法と違って、一切余計な手間も成分も加えてないので、とってもナチュラルでソフト。デラウェアの果実味とほのかな甘みがとってもおいし〜です。
 そ・こ・で。みつけましたよ、相性最高で簡単なおかず。名づけて<白菜と豚バラ肉のレンジ蒸し>。(二人前)白菜1/4個をまるごとラップで包んでレンジ強12分で下茹で。一口大に切った豚バラ薄切り肉200gに片栗粉各小さじ一杯、塩小さじ1/2、こしょう少々をまぶし、白菜も一口大に切って、レンジ対応の器に層になるよう交互にいれ、クッキングシートをかぶせ、上に小皿をのせて、端あけラップして、あとはレンジ強7分で完成。市販のゴマドレッシング(これが大事!)をかけて召し上がれ。よく冷やしたサンスフルが止まりませんわ(狂喜)。白菜のかわりにキャベツでもOK。この手のワインは豚肉と相性がいいので、冬は豚肉のポトフなんかも幸せですな(妄想中)。
 昨秋は試験醸造だったので一瞬で売り切れてしまったサンスフル白ですが、今回は頑張って一杯つくったので、是非みなさんこのマリアージュをお試しあれ。
*中野くん的のーみん生活とは・・・タケダワイナリーで農民生活をしているソムリエ中野が、日々のぶどう・ワイン造りやちょい飲み生活を通して得た情報をお伝えし、お役に立てば、と願うヨモヤマゆるめ企画です。
中野和臣:横浜生まれ、首都圏でソムリエを経て、2005年よりタケダワイナリー栽培・醸造スタッフ


 

お客さまの声

新聞で見て、サミットで採用されたワインが欲しくて来たのに品切れ。がっかりです。
工場内ショップに設置の
“お客さまの声”箱より
 わざわざお出で頂いたのに申し訳ありません。自家農園収穫のみを原料とした「ドメイヌタケダ」・協力農家栽培の山形県産を使用した「タケダワイナリー」各シリーズとも精一杯造っておりますが、銘柄によりお客さまのご要望に応えきれないのが現状です。
 『良いワインは良い葡萄から』ワイン醸造で最も大切である、原料となる葡萄の質の向上と、収穫増量は両立しがたく、弊社のような小規模ワイナリーには難しい問題です。
限りある原材料から醸造できるワイン本数は決まっていてます。ワインは農産物であると、ご理解を頂けたら幸いです。
 こちらにお越しの際、お目当てのワインがありましたら、電話でお問い合わせを頂いてからの方が良いかと思います。また、弊社で売り切れの場合でも、街のお店に並んでいる時もあります。
 ご希望があれば、お住まい近くの取り扱い店をご紹介させていただくことも出来ますので、まずはお問い合わせ下さい。


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