〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜
菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。
Vol.9【2004年夏号】 のMENUは・・・
■ ワイナリーひとり探検隊!
■ スタッフ紹介−川口友子(かわぐちともこ) 氏−
■ 夏のスッキリ『白ワイン』
■ 心を込めて涼しい夏をあの人へ。

蒸し暑い様な肌寒い様な、梅雨時は心や体の調子を整えるのも大変です。
スッキリした白ワインを飲んで、気持ちから爽やかになりましょう。
‘03年は冷夏でした。タケダ・ワイナリーでは赤ワイン用葡萄が思う様にいかず苦労したものの、白のシャルドネはなかなか良い出来だったそうです。「おかげでキュベ・ヨシコも造る事が出来ました。」その自家農園100%シャルドネから、今年も美味しいワインをお届けします。
タケダワイナリー ピュア・シャルドネ 2003年収穫 白(辛口)
ピュア・シャルドネ’03年 白(辛口) 720ml 希望小売価格\1,806(税込)
昨年大変好評をいただいた「2002年シャルドネ南斜面」の妹分とでも申しましょうか。南斜面が25年経ている畑なのに対し、「ピュア・シャルドネ」は樹齢18年と少し若い畑で収穫された葡萄を原料としています。タケダでは通常シャルドネは収穫・醸造後、樽に入れ熟成させます。「樽の助けを得てより力強く深みを持たせるのです。」その際に、樽ではなくすぐ瓶に詰めたのがこのワイン。ワインメーカー典子氏のメッセージが込められています。はちきれんばかりのフレッシュさ。それでいて端正です。絵本「おおきなかぶ」の絵でも有名な彫刻家、佐藤忠良の造る若い女性像の様。「夏に冷やして若い味を。冬頃にはこなれた味を楽しんで。」白身魚や焼きなすにも美味しそうだなあ。冬は何と合わせようか?何かと楽しみな1本です。

レ・フレール タケダ 2003年収穫 白(辛口)
レ・フレール タケダ 白(辛口) 720ml 希望小売価格¥3,171(税込)
前回「生まれかわったレ・フレール タケダ」として赤を紹介致しました。この度の白発売により赤白揃いぶみです。
葡萄を搾り果汁をオーク樽に詰め発酵させる手法は、ワイン造りの世界的な流れの中で近年良く行われる様になっているそうです。「樽に酒石が付着することや、樽がいたみやすみという大変な面もありますが、樽の香りのなじみが良く、フルーツの香りがフレッシュなままワインとして練れた味になります。」
そこでタケダでは初の試みとして樽発酵をさせました。
同じシャルドネでもこちらはシャトー・タケダ用の畑で収穫された葡萄を原料としています。
より濃縮された味と、上等のパンを思わせる風味。キュベ・ヨシコに香りが似ているかな。十分若々しいのにとんがってなく、葡萄と樽がケンカしていないというか・・・・不思議です。ちょっと今までにないスタイルの美味しさです。瑞々しい若さとなめらかさが同居しちゃってます。
“レ・フレール”じゃなく“シャトー・タケダ”として販売した方がいいんじゃないですか?とっても美味しいだけにこの値段は勿体ないと思います。「いやあ。あんまり旨いんで飲んじゃおう、みたいな。」欲が無い人たちだ・・・・。新生レ・フレール タケダ白デビュー記念とでも解釈しましょうか。

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