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〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜 |
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菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。 |
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Vol.6【2003年秋号】 のMENUは・・・ | |||||||||
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ワイナリーの裏話らしく、どこにも載らない話を致しましょう。 | |
■ 裏話 その1 | |
タケダワイナリーのシンボルマークになっているキジ。約30年前「金星葡萄酒」から「蔵王スターワイン」になった時、タケダ・ワイナリーのロゴ・マークとして使われる様になりました。 キジは実際ここの葡萄畑でも良く見かけます。ねぐらは近くの雑木林か?と思われますが、エサを求めに来ているのでしょう。畑作業中に会っても、あまり逃げません。「熟したシャルドネを、良く食べてますよ。」地面をテッテッと歩いて、一番下段に下がっている葡萄めがけてジャンプ、パクッとやるそうです。見てみたいなぁ。 |
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■ 裏話 その2 | |
葡萄を狙っているのはキジだけではありません。同じ鳥でもコマッタさんなのがムクドリとカラス。 大挙して食べに来ます。特にムクドリは農園のまわりの木等にとまり、一羽が葡萄の熟れ具合を偵察に来るのだそうです。糖度が上がった所で集団がやって来る。'97年には、ヴィオニエ種が全滅という被害でした。2年前までは、かき根仕立ての畑に鳥除けの網を全面的に張って防いでいました。「これが大変で。網を張るのもひと仕事なら、片付けると大量のゴミ。おまけに網にひっかかってぶらさがってるのもいるし。」いました、いました。鳥の首ってこんなに長いのかと妙に感心したもんです。「そこで!昨年からエコロジカルな鳥除け、その名も“バードガード”(米国製)を使っています。」それは?「音による害鳥駆除です。」昔から鉄砲の音で鳥をオドロカスあれですか?「そんな古い手は通用しません。」ですよね。音というのはナント鳥の声。“鳥が首を絞められ殺されている時の声”だそうで―。「効果あるんですよ。」スタッフ(特に副工場長の志田さん)には評判は今ひとつの様です。 |
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■ 裏話 その3 | |
タケダ・ワイナリーを訪れた方はご記憶でしょうか?ここには武田家に伝わる“蔵”があります。 中は、蔵座敷になっている立派なものですが、その蔵の下に代々住まうネコがいます。 通称「お蔵ネコ」。いったいいつ頃からいるものか、今何代目なのか、それは親子なのか。詳しい事は誰もしりません。 武田家で飼っているというわけではありませんが、彼女は“当然”という顔をして畑の中を堂々と歩きます。代々のネコに共通しているのは、体格の良さだそうです。私は20年前のお蔵ネコと今現在のと会ったことがあります。何か狙っているみたいだったのでじっと見ていたら「あんた何?邪魔よ、あっち行って。」と言われました。キジを食べているんじゃないかという噂もあり、(それは仏のジビエだろう)仲々グルメネコです。そのネコと典子氏の心暖まる交流の話を伺いしました。 |
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