〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜
菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。
Vol.20【2007年春号】 のMENUは・・・
■ 菅井由美子のワイナリーひとり探検隊
■ ワイナリーもの語り
■ こちらもご覧あれ。
■ 満開の桜の下。花よりワイン?!しませんか。
 

ワイナリーもの語り ※新コーナー登場※

初めは、シャンパン瓶についての話。

ワインの周辺には、長年培われてきた文化があります。そこには、やはり日本とは違う匂いがあり、それがオシャレに見えたり、とっつき難いと感じたりするのかなと思います。道具ひとつをとっても、海外からの輸入品が多く、いかにも『お客様』といった感じですものね。

でも、実際にワイナリーに来てみると、風景に溶け込んで、山形の田舎の一部と化しているから不思議です。

ワイナリーで使用している小物・道具をチョロっとご案内し、ワインをより身近に感じて頂ければいいなとの、社長の発案企画。

キュベ・ヨシコに使用しているシャンパン瓶の一番の特徴は、口元にあります。よ〜く見てください。@二段の凹凸がありますね。二口(ふたくち)と呼ばれています。これは、中身のスパークリング・ワインが仏のシャンパンと同じ製法、瓶内二次発酵によって造られている証しです。A中央の凸は、ベース・ワインに酵母を加えた後、被せる王冠用のもの。B澱引きの時に、澱と共にその王冠は吹っ飛ばされ、後に栓をしたコルクを抑える為のワイヤーをかけます。それが左端の凸。

@ A B

スパークリング ワインは5〜6気圧になっているので、ガラスは厚く頑丈で、10気圧までOK。タケダではフランス製を輸入しています。値段は高くなるが、“二口”シャンパン瓶は、日本では製造されていないのだ。需要がないのでしょうね。尚、“一口”なら日本製もあります。

海外有名シャトーでは、自社の紋が刻印された専用瓶があり、昔からずっと使っている所もあるそうです。ワインを飲み終え、ラベルを剥がしたとしても、どこのワインなのか判る。如何に誇りをもっているかが窺えますね。

6リットル入り等、容量もいろいろ。ちなみに、カタログ上最大の瓶は18リットル。注ぐのが大変そうだなあ。

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