新「タケダワイナリー」はどうちがう?

Winery通信 winter Vol.62

 

 順次、新ブランドへの移行が始まっている「タケダワイナリー」。今秋からリリースされています。

 

タケダは、首都圏等では”タケダワイナリー”として、地元山形では”蔵王スターのワイナリー”として、多くの方に認知されています。その為、地域ニュースで蔵王スター終売が流れた際は、結構驚かれたようですね。

岸平「そうですね。営業担当者が外回りの時に、廃業なの?と聞かれたりして(苦笑)。まあ、ちょっとの間でしたけどね。」

“ベリーAの主たる収穫地・天童市が蔵王連峰ではない”ということで、名称を新しくしたんですよね?

岸平「端的に言えばそうです。日本ワインとその他のワインを区別する新しい表示基準を尊重し、厳格にルールに則りました。

では、具体的な変更点を伺っていきます。容量が720㎖から750㎖に増えました。

岸平「720㎖は、一升を基にした日本独自の規格でね。四合瓶なんですよ。ワインの国際規格は750㎖。この容量でなければ国際的には流通できません。”サン・スフル(750ml)”は輸出できるけど、”蔵王スター(720ml)”は輸出不可能。税関を通らないのです。」

あら、輸出を考えてのこと?

岸平「そうではないですが、仏国のレストランで弊社のベーシックワインを提供したいというお声もいただいています。私としては、ワインとして特殊だったのを標準にしたという感じかな。」

コルク栓がスクリュー栓になりますね。

岸平「ワイン専用スクリュー”スティルヴァン”にします。スクリューキャップにも色々あって、使用目的によって酸素透過性や耐酸性を選べます。ほら、(見本を示し)これがスティルヴァン。」

ああこれですか。長いですね。瓶首を覆っていたキャップシールも兼ねるのか。ボトリングはひと手間減りますね。

岸平「ポリスチレン製のキャップシールは不要になります。」

ラベルデザインも変わりました。シンプルでお洒落です。

岸平「キジと葡萄が我社のロゴマーク。葡萄の上にキジが乗っている従来の印はドメイヌ・タケダ。葡萄をくわえている新型が新シリーズのロゴです。注目して欲しいのは、この葡萄の”バラ房”です。いい感じのバラツキでしょう?これぞワイン専用葡萄ですよ。」

・・・・・・。中身について大きく変えた事はありますか?

岸平「敢えて変えたというのはありません。有核葡萄が増えている事もあり、より美味しくなっています。一所懸命作って貰った葡萄だから、細心の注意を払って丁寧に造りました。それがワインに表れたと思います。」

確かに、新生サン・スフルは素晴らしいワインに出来上がりました。