お客様の声 【ブラン・ド・ノワール樽熟成 白(辛口)について】

Winery通信 2016 autumn Vol.57

●黒葡萄のマスカット・ベリーAから、どうやって白ワインを造るのですか?(秋田県・K様)樽熟成_ブランドノワール白辛口2014.jpg

●”樽発酵”と”樽熟成”は何か違うのでしょうか?(東京都・I様)

ワイナリーにお越しいただきありがとうございました。

ベリーAは、主に赤ワインの原料となる黒葡萄です。黒葡萄から白ワインを造ることを意味する、『ブラン・ド・ノワール』。造り方は、皮の色が出ないよう黒葡萄を緩く絞り、その果汁だけを発酵させます。搾った直後の果汁は皮の色が残った淡いピンク色をしていますが、発酵していく中で自然と退色します。ちなみに、赤ワインは果実を皮・種とも丸ごと醸造し、皮の色を抽出します。赤ワインの色は葡萄の皮の色なのです。

次に、このワインのもう一つの特徴である『樽発酵』についてです。まず、オーク樽に直接果汁を入れ発酵を行い、そのまま樽で寝かせて熟成させる方法です。樽と長く接しますが、樽香はむしろやわらかく仕上がります。これに対し、タンクで発酵を行い、ワインになったものを樽に詰め寝かせるのが『樽熟成』です。樽の香りを強く出したい場合などは、『樽熟成』が有用だと言われています。造り方による味わいの違いをお楽しみください。