2011.春
3月11日に発生した東日本大震災により被災された地域の皆様、
及び被災された地域のご家族、関係者の皆様に対し、
心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
同じ東北地方の一員として、被災地の状況には胸を締め付けられる思いです。3月11日の午後、タケダワイナリーでは葡萄畑の雉が甲高い声で騒いでおり、その後激しい揺れに襲われました。幸いにも人的・物的被害は少なく済みましたが、一方で、震災後数日は停電、電話等の通信網がマヒし、数週間は物流が完全にストップし、皆様にワインをお届けすることができませんでした。その間、全国の皆様また海外からも、励ましのメールやファクシミリ、お手紙を頂戴しました。ご心配をおかけしお詫び申し上げますとともに、皆様から暖かいお言葉を賜り心より感謝を申し上げます。
今年は、例年にない大雪で雪解けが遅く、葡萄畑の作業がなかなか始められず気をもんでおり、やっと3月上旬ごろから本格的に作業をはじめたところでした。余震もあり、被災地の現状を考えると落ち着かない日々でしたが、葡萄は待ってくれません。日々、葡萄の生育に背中を押されるように、平常心をこころがけながらスタッフ一同坦々と仕事を進めております。
これからの山形は、日に日に緑がどんどん濃くなって、”大地の息吹”を感じる素晴らしい季節となります。そろそろ葡萄の芽吹きもはじまります。どうぞ皆様、東北地方に足を延ばしてください。皆様にお越しいただくだけで、東北は元気になります。そして皆さまも、東北の初夏を感じて元気になってくださればと存じます。
4月からは、新ヴィンテージ、新商品のワインもリリースを始めました。ワイナリー通信春号の発行を見送り、お客様にはお知らせが遅くなってしまい恐縮ですが、号外としてお知らせをいたします。どうぞご高覧いただければ幸いに存じます。
スタッフ一同頑張ってまいりますので、今後ともタケダワイナリーのワインをご愛顧いただけます様お願い申し上げます。
2011年4月
有限会社タケダワイナリー
代表取締役社長 醸造・栽培責任者 岸平 典子
スタッフ一同
Winery通信 号外

